ベネズエラの中南米スペイン語はどんな感じ?

ベネズエラのスペイン語

こんにちは!松本かおりです!

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今回記事でご紹介するのは、「ベネズエラのスペイン語」です。

実は昨日南米のベネズエラに滞在していた時に出会った友人と再会し、当時のことが懐かしくなって記事を書いてみようと思いました(笑)

ベネズエラとは、コロンビアの右隣に位置しており、南米北部の海岸に面して、豊かな自然環境が特徴となっている国です。

過去には、亀田興毅選手の初の世界タイトルマッチで拳を交えたファン・ランダエタ選手がベネズエラの出身だったこともあり、試合後には国名が広く知られるようになりました。

亡くなった元大統領のウーゴ・チャベス氏も有名ですよね。

ベネズエラを含め、中南米のスペイン語はスペイン本国のスペイン語とは表現方法や発音が異なっており、DELEなどの資格試験でもその知識が問われることもあります。

以前ご紹介した中南米・スペイン語の教則動画では、ベネズエラのスペイン語について解説しているので、ご覧になって頂ければと思います。

それでは、まいります。

本記事の対象者:スペイン語学習のモチベーションを高めたい学習者の方々

ベネズエラのスペイン語とは?

スペイン語の特徴

中南米諸国にはそれぞれ独特のスペイン語があると言われています。

例えば、アルゼンチンでは「ジャ」を「シャ」と発音することもあります。

llamarは通常、「ジャマール」と発音しますが、現地では「シャマール」と呼ぶことがほとんどです。

実際にDELEのB2を受験すると、リスニング問題でチリやアルゼンチンの独特の発音を耳にすることもあります。

それだけ中南米のスペイン語のプレゼンスは大きいわけですが、ベネズエラのスペイン語はどうなのでしょうか。

現地に滞在してみて感じたのは、東部と西部など地域によって話し方や文化・風習も異なるという点です。

東部のオリエンテと呼ばれる地域では、会話で前置詞のdeを使う時にはdの発音をしなかったり、compartir(共有する)の文化を尊重する印象を受けました。

東部では「Casa de 〇〇(〇〇の家)」という時には「Casa e 〇〇」と言うことが多いため、最初は聞き取りでかなり苦労しました。

そして隣人の家にはスタスタ入っていきます。

「それなりの信頼関係が結ばれているんだろうな」と思いつつも、大人も子供もあちこちに出入りしていたので、生活習慣の一つなのかと思っています。

一方で西部のメリダ州にいくと、上記のような省略という形はほとんど見られませんでした。

オリエント比較しても、túよりustedを使う方々が多く、目上の方が私に対してustedを使ってきた時は少し驚きました。

どこの地域が境目になっているかは分かりませんが、ベネズエラの西部ではそれなりに人間関係の線引きを意識しているのかもしれません。

現地では多くの方々と出会い、誰と話してもそこそこ聞き取れてはいましたが、マラカイボ出身者のスペイン語は全くと言っていいほど聞き取れませんでした

単に私のリスニング力がしょぼいだけですが…(笑)

余談ですが、マラカイボ湖は世界一の雷が発生する場所として知られ、ギネスブックにも登録されています。

雷の年間発生回数は200回を超えると言われています。

上記の特徴や俗語を除けば、あとはスペイン語の基本構文を把握しておけば会話を理解できるようになっていくのではないかと思います。

ベネズエラ独特のスペイン語表現・俗語

Chévere

【Chévereを覚えよう!】初級&中級の中南米・スペイン語講座_01

Chévereとは、「いいね!」「すばらしい!」などポジティブな感嘆表現をする時に使われる言葉です。

ベネズエラの観光省が観光振興キャンペーンでも、「Cheverito」というイメージキャラクターが使われている通り、ベネズエラを代表する表現の一つと言ってもいいでしょう。

ご興味がある方は、「Cheverito」をクリックしてご覧になってみてください。

現地で何かおもしろいアイディアを耳にしたり、何かいいことがあった時には、「Chévere」と言ってみると現地人から喜ばれるかもしれません。

Chamo

【Chamoとは?】初級・中級の中南米・スペイン語講座_04

Chamoとは、「親しい男性」を表す言葉です。

amigoやmuchachoがさらに砕けた表現と言えば分かりやすいでしょうか。

¿Hola chamo, cómo estás?という形で使われるので、日本語では「よお、元気?」という意味になります。

親しい男性に対する挨拶として使われるので、ある程度信頼関係が築けたamigos de confianzaに使ってみるといいかもしれません。

Pana

【Panaとは?】初級・中級の中南米・スペイン語講座_05

Panaとは、「友達、仲間」という意味を持つ俗語です。

現地人の会話を聞いていた限りでは、Chamoとほぼ同じレベルで使われている印象を受けました。

親しい友人同士の会話でしたら特に問題ありませんが、目上の方と話すときには「señor」を使った方がいいでしょう。

白水社教材(スペイン語)で基礎を固める

スペイン語の教本

ここまでベネズエラのスペイン語をざっくりと紹介してきました。

しかし、単語や構文の基礎ができていないと何を聞いても理解するまで時間がかかってしまいます。

ここでは短期間に基礎構文とリスニング力を習得できる教本をご紹介致します。

白水社のエクスプレスシリーズとは、全20課となっているコンパクト語学教材(CD付属)です。

一日一課のペースで学習を進めていくと、1ヵ月である程度の基礎は身に付きます。

私自身もエクスプレスシリーズで数か国語勉強してきましたが、本の厚みのなさがポイントです(笑)

厚みのある本だと余計なプレッシャーになってしまい、あまり勉強が捗らなかった記憶があります。

エクスプレスシリーズだと、最初から最後まで自己完結できるように設計されているので、一度教材をコンプリートしてみたいという学習者にはおすすめの教材です。

秋にはスペイン語の資格試験にも挑戦してみよう!

繁忙期の秋は通訳案内士にとってチャンス

いかがだったでしょうか。

これから秋本番となりますが、秋は年間でも語学関連の試験やコンテストが多数行われるシーズンです。

語学で唯一の国家試験と言われている「通訳案内士」についても、口述試験が2019年12月8日(日)に予定されています。

他にもDELEが11月に行われます。

上記の教本で学習した後には、何らかの目標を設けると、独学で学習を続けるモチベーションにつながります。

資格試験やコンテストが開催される秋は、語学のモチベーションを高めるチャンスです。

座学だけではモチベーションを保つのは難しかったりしますので、実際に行動に移しながら語学を続けていくと、新たな出会いや刺激につながります。

その積み重ねが、ベネズエラ人との新たな出会いにつながるかも?しれません(笑)

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