【DELE B2】仕事の受注と試験対策のポイント5選

かおり
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こんにちは!

通訳・翻訳・通訳案内士のフリーランス、かおりです!

(かおりのプロフィールはこちらからご覧ください)

今回は以下の疑問にお答えする記事を書きました!

質問者
質問者

大学で4年間スペイン語を勉強してきたので、DELE B2を受験してみようと思います。試験のレベルはどれくらいなのでしょうか?対策があれば知りたいです。

本記事ではスペイン語能力を図る試験の一つ、DELE B2の試験の概要や試験対策、DELE B2を取得するメリットについてお伝えしたいと思います。

スペイン語を勉強されてきた方が今後フリーランスの仕事をしたいと思った時に、DELE B2レベルの資格をもっていると、スペイン語中上級レベルの運用能力を示して仕事を受注できるようになりやすいからです。

実際に私はクラウドソーシングのサイトで翻訳の依頼を受けたり、通訳案内士としてもマッチングサイトに登録して活動しています。

スペイン語関連の求人でもDELE B2が応募の要件として記載されているケースが多く、社会的にも評価されている試験の一つです。

本記事ではその概要と試験対策、メリットなどについて触れていこうと思います。(このような問題に対してこのように対策するというテクニカルな内容ではなく、理念的な話に絞っています)

本記事の対象者:DELE B2の受験者、スペイン語を中上級レベルまで伸ばすための目標が欲しい方々

【DELE B2】仕事の受注と試験対策のポイント5選

【仕事の受注と合格へ向けて】DELE B2試験対策のポイント5選

本記事では、仕事と試験対策をする上で押さえておくべきDELE B2のポイントを5つご紹介したいと思います。

  1. そもそもDELEって何?
  2. DELE B2の運用レベルとは?
  3. DELE B2の試験内容
  4. DELE B2の対策
  5. DELE B2を取得して仕事を受注

そもそもDELEって何?

それでは、DELEの基本情報を見ていきたいと思います。

DELEスペイン語検定はスペイン教育・職業訓練省の下に、スペイン国外ではインスティトゥト・セルバンテスが実施する、高い信頼性をもったスペイン語の検定試験です。

1988年にスペイン語を母国語としない人々のスペイン語能力を測るテストとしてはじまり、現在DELEは世界100カ国以上で実施されています。スペイン語圏への留学、就職などの際に語学のレベルを保証するものとして国際的に認められています。

引用元:インスティトゥト・セルバンテス

具体的には、スペイン語のリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を試す試験なので、英語でいうTOEFLのような試験です。

DELE B2の運用レベルとは?

DELE B2の運用能力のレベルはどれほどのものなのでしょうか。

インスティトゥト・セルバンテスのホームページでは、DELE B2のレベルについてもしっかりと定義されています。

複雑な内容や抽象的なテーマ、スペイン語の多様性を認識し、既知の専門的内容を理解することができる。流暢かつ自然で、聞き手に困難を与えない会話能力を持ち、明瞭かつ詳細な文章を作成し、推論的分析、ディベートなどができるレベル。

引用元:インスティトゥト・セルバンテス

私自身、2年間にわたる青年海外協力隊の活動を終えた直後にDELE B2を取得した時の感触から申し上げると、全体的に英検準1級/英検1級あたりのレベルかなという印象を受けました(個人的な見解です)

DELE B2の試験内容

DELE B2の試験内容は以下のようになっています。

1日目

8:30 集合
9:00-10:10 読解表現(70分)
10:15-10:55 聞き取り(40分)
10:55-11:20 休憩
11:25-12:45 文章表現(西作文)(80分)

2日目

スピーキング

私が受験した時は1日目からスピーキングの実施日まで1週間空いたこともあるので、この点はTOEFLとは大きく異なります。1日だけでは終わらないのが特徴です。

DELE B2の試験対策

ここでは私が考えたDELE B2の試験対策をご紹介いたします。

  1. 時間配分を考える
  2. ライティングとスピーキングで落とさない
  3. 問題集を解いて自分の解き方を準備する

時間配分を考える

リーディングの時間は70分。

大問4問なので、各大問を解くのに15分前後の時間配分をして残りの10分で見直しをします。

ライティングに関してはTOEFLと異なり、手書きで解答します。

自分が150-180字でエッセーを書くための所要時間を把握しておくと、何分間エッセーの構想に時間を使えるかという目安がわかります。

ライティングとスピーキングで落とさない

DELE B2の特徴の一つは、試験前半のリスニングとリーディングで仮に失敗しても、ライティングとスピーキングで挽回できることです。

DELE B2の試験は2つのGRUPOにわかれます。

・GRUPO1(読み書きのスキル)
読解(Comprensión de lectura)が70分、記述表現(Expresión e interacción escritas)が80分です。
・GRUPO2(口頭表現に関するスキル)
リスニング(Comprensión auditiva )が40分、口頭表現(Expresión e interacción orales)が20分(事前準備に別途20分が与えられる)です。

GRUPOごとに点数が計算され、それぞれのGRUPOで合格ラインに達しなければなりません。

配点は、GRUPO1は50点(読解が25点、文章表現が25点)、GRUPO2も50点(リスニングが25点、口頭試問が25点)で、双方のGRUPOともに30点以上獲得すれば合格です。
合計で60点以上獲得していても、いずれかのGRUPOで30点未満だと足切りとなり、不合格になってしまいます。

引用元:Spanish Online

上述の通り、DELEの試験はリーディングとライティングの力を測るGrupo 1とリスニングとスピーキングを測るGrupo 2に分かれています。

それぞれのGrupoの合計点が30点/50点(6割)を上回っていれば合格です。

ということは、たとえばリスニングの合計が10点だったとしても、スピーキングで20~25点とればGrupo 2は合格になります。

実際に私がDELE B2を受験した時(2015年)はリーディングとリスニングで失敗しましたが、ライティングとスピーキングで挽回して合格できました。

DELE B2の点数

このように、試験前半のリーディングとリスニングでうまくいかなくても、ライティングとスピーキングで取り返すという意識で向かえば合格は近づきます。

問題集を解いて自分の解き方を準備する

最後に重要なのが、問題集を使って自分の解き方を準備することです。

DELE B2の解法は専門学校が教えていますし、ググれば合格者のいくらでも見つかります。ただ、インターネットの情報を自分が試験対策のためにどのように活かすのかというのは自分の目的意識次第だと思っています。

理由は、時間は有限なので優先順位に沿って対策方法を絞らなければいけないからです。

たとえば、私の場合はライティングとスピーキングのテンプレを複数用意するのに時間を使い、どのようなトピックがきても議論ができるように準備しました。

一方でリーディングとリスニングはボキャビルとニュースフォロー、アルゼンチン・チリ独特の発音への慣れ以外、あまり特別な対策はしませんでした。

その結果が点数に如実に表れてしまったのですが、目的は「合格」だったので結果としてはとりあえずよしとしています。

ちなみに参考書は「Cronometro」1冊を使いました。

インターネットで簡単に購入できますし、音源はダウンロードできます。

DELE B2を取得して仕事を受注

DELE B2を取得してからは以下3点が可能になります。

  1. スペイン語関連の求人に応募しやすくなる
  2. クラウドソーシングで翻訳の依頼がくる
  3. 通訳案内士としてある程度の信用が得られる

私の場合は、クラウドソーシングのプロフィールに「DELE B2」の記載をしたところ、スペイン語の翻訳依頼がくるようになりました。

フリーランス以外の求人を探したい場合は、セルバンテスが求人情報を公開していますので、以下の手順で情報を確認するといいと思います。

「セルバンテス 求人」で検索→セルバンテスの求人情報画面を開く

求人の何件かは「DELE B2以上」を採用の要件として挙げています。

ご興味がありましたらご覧になってみてください。

DELE B2で選択の幅を広げよう

DELE B2で選択の幅を広げよう

本記事ではDELE B2の試験概要・資格取得のメリットについてお伝えしました。

DELEはB2の受験料が16,500円(2020年1月)と高いのですが、語学の4技能をうまく測れる試験の一つですし、仕事の選択肢を広げるきっかけにもなります。

この記事がスペイン語学習のお役に立てると嬉しく思います。

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