【留学の意味】イギリス交換留学の経験から考える5つのアプローチ

かおり
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こんにちは!

通訳・翻訳・通訳案内士のフリーランス、かおりです!

(かおりのプロフィールはこちらからご覧ください)

今回は以下の悩みに対応する記事を書きました。

質問者
質問者

海外留学に興味があるのですが、そもそも留学に意味はあるのでしょうか?日本にいながらでも英語の勉強はできますし、外国人の方々とも英会話カフェなどでご一緒できます。留学する意味があるとすれば何でしょうか?

一昔前と比較すると、敷居が低くなってきた海外留学。

「そもそも留学する意味なんてあるの?」という声も耳にするようになりました。

私が考える答えは「人によっては意味があるものになりますし、意味のない留学にもなるので、自分自身で意味自体を決める」です。

たとえば、留学するとしても何一つ目的意識がなくて勉強しない人と、〇〇をものにして帰ってくる!と意気込んで日々自己研鑽を積み重ねて過ごしてきた人とでは、帰国時に雲泥の差がついていることでしょう。

本記事では私自身が体験したイギリスの留学経験をもとに、海外留学の意味を考えてみたいと思います。

本記事の対象者:海外留学をより良いものにしたいと考える留学生、これから海外留学を目指したい方々

【留学の意味】イギリス交換留学の経験から考える5つのアプローチ

留学の意味を考えるーイギリス交換留学の経験で感じた3つの切り口

「海外留学に意味はあるのか?」

この疑問に対し、本記事では以下の5つのアプローチで考えてみたいと思います。

  1. 目的意識を持つ
  2. 費用対効果の問題意識を持つ
  3. グローバルスタンダードを意識する
  4. 自分が現地で何をしているのかをイメージする
  5. 帰国後の生活をイメージする

目的意識を持つ

漠然とでも「留学をしたい」という志が燃えてきたら、その背景には何らかの目的があるはずです。

語学力の向上、海外でしか経験できない生活様式や文化・風習に触れる、現地の授業を通してグローバルスタンダードで学問を探求したい、現地で恋人を作りたいなどなど。

私の場合、「将来は開発協力業界で働きたいと考えています。1年の頃から開発経済学の研究が進んでいるイギリスの大学で留学したいと思っていました。留学を通じて、国際協力の業界で働くための知見と英語力を磨くのが志望理由です」と、大学の交換留学選抜試験で面接官に伝えたのを覚えています。

今思えばもう少しスマートな回答があったのではないかと感じますが、大事なことは「自分は留学先で〇〇を習得したい」「自分は帰国後にこうありたい」という理想を事前に描くことです。

費用対効果の問題意識を持つ

留学の費用はほぼ全額家族が出してくれましたので、お金を出してくれる人がいれば、その人に対して責任感を持つのが重要だと思っています。

当時はリーマンショック前で、円安ポンド高の時代。

イギリスでアルバイトをしても小遣い程度にしかなりませんでした。

交換留学の協定校のほとんどが学費免除でしたし、奨学金も頂きましたが、現地生活費と海外旅行の費用を合わせると200万~300万のお金が必要だったと思います。

この留学を支援してくれた家族には感謝しています。

グローバルスタンダードを意識する

先日、イギリスの交換留学中に驚いた話についてツイートをしました。

留学生活が始まって1週間目、非常に優秀な海外の学生が血眼になって勉強できる環境を目の当たりにして「おおっ」となりました。

海外の大学図書館は、学生が24時間勉強できる環境を整えています

勉強するのは当たり前の話なので、海外と日本の間ではその意識の持ち方に大きな差はないと思います。

ただ、海外の学生から刺激を受けた日本人は私だけではなかったです。

自分が現地で何をしているのかをイメージする

実際に生活風景をイメージするのは難しいのですが、少なくとも「留学先ではこれをやりたい」「こうでありたい」くらいのイメージを持っておくと、早めに現地の生活に対応できるように動けるようになります

たとえば、私が在籍したイギリスの大学では授業の時間は毎回50分、レクチャーに加えて行われるチュートリアルというセミナー形式の授業では嫌でも発言が求められるものでした。

この情報に関しては、先輩の留学体験記に記載されていました。

この授業形態になれるために、TOEFL-iBTのスピーキングセクションのような訓練が必要だと感じ、事前に練習を積み重ねて渡英。

実際の授業はかなり厳しいレベルでしたが、事前対策をするのとしないのとでは授業の理解度が大きく異なりました。

何も対策をしなかったら、英語も経済学も習熟度がかなり遅れていたことでしょう。

帰国後の生活をイメージする

「帰国後の生活をどうするか」は全ての留学経験者が直面する課題かと思います。

人生を歩む上では通過点に過ぎない海外留学。

たとえば、私は大学卒業後に大学院へ進学しましたが、人によっては4年次の春に帰国して就職活動へ臨みます。

短期の語学留学だと、帰国後に仕事や勉強に何らかの形で役立てるのが目標になるでしょう。

また、事前に計画していたことが、現地渡航後に大きく変わる可能性もあります。

どのような形であっても、自分が納得いく選択肢を頭の中で思い描きながら、最適な進路を選択するのが重要です。

思考のアプローチを持たず、留学の意味を考えない場合

アプローチも持たずに留学の意味を考えない場合

では上記のポイントを反転させ、アプローチなしで留学の意味も考えずに渡航したらどうなるかというシナリオを考えてみたいと思います。

  1. 目的意識を持たない
  2. 費用対効果の問題意識を持たない
  3. グローバルスタンダードを意識しない
  4. 自分が現地で何をしているのかをイメージしない
  5. 帰国後の生活をイメージしない

目的意識を持たない

目的意識を持たない留学から何が生まれるでしょうか。

現地で何か新しい出会いや刺激が待っているかもしれませんが、これではバックパッカーの旅と変わりません。

行動の軸も定まらず、具体的なイメージも設定できない。

漠然と焦る日々が続き、日々課されるコースワークを消化する目的も理解できません。

この状態では、帰国時に何かをものにしたという自己実現の実感も湧かないでしょう。

費用対効果の問題意識を持たない

自分で留学の費用を全て払うことができれば、自己責任だねと言えます。

しかし親がお金を出してくれる場合はどうでしょうか

自分の好きなようにお金を使い、足りなくなったら親に「ごめん、振り込んで」とねだる。

親が稼いだ金で留学できているにもかかわらずです。

この時の家族の気持ちを想像できなければ、傍から見れば何も考えていないのと一緒です。

グローバルスタンダードを意識しない

上述の図書館で頑張る学生たちを目にして「おお、すごい!やばいね~」で終わらせて遊んでいる日本人留学生がいるとすれば、世界の学生に差をつけられて終わるのではないでしょうか。

勉強するのはあたりまえの話ですが、「日本人は勉強しないね」と揶揄する外国人留学生にも会いました。

他人のことなのに、その言葉を聞いた時はなぜか悔しかった。

自分が現地で何をしているのかをイメージしない

丸腰で留学に臨むパターンです。

ヨーロッパではエラスムスという留学制度があり、ヨーロッパ大陸から多くの海外留学生が渡英してました(今後はこの制度が続くか分かりませんが)

エラスムスで渡英していた学生のほとんどはAレベルを満たしており、英語力はもちろん、基本的なエッセーライティングや論理構築も身につけていました。

AレベルはGeneral Certificate of Education, Advanced Levelの訳で、イギリスの大学入学資格として認められる統一試験です。

引用元:RyugakuSite.com

かおり
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ポーランドからきていた留学生に「どんな勉強をしていたの?」と質問したところ、以下の答えが返ってきました。

「高校の時からリサーチのテーマを決めてエッセーを書いていたわ。これがAレベルの課題だったの。イギリスではたくさん読んでエッセーを提出するからね」

私が在籍していた高校では本の訳読を繰り返してばかりでしたが、海外の高校では英語でエッセーを書けるだけのトレーニングを学生に課しています。

その学生に共通していたのは、イギリスの大学で課される課題の特徴を知り、それに対して準備をしていた姿勢です。

今はネットで容易に情報収集ができる時代。

「行ってみないと分からない」という話は言い訳にはなりません。

帰国後の生活をイメージしない

帰国後の生活をイメージできていないと、「私はどうしたらいいのでしょうか」と他人に答えを求め、その後の生活が行き当たりばったりになります。

帰国後の生活をイメージするのは確かに難しいですが、大学生の場合は卒業後に進学か就職するのがほとんどで、一部はワーホリや自営業などに流れていきます。

私の友人のほとんどは就職か進学を選択し、一名だけイギリスにワーホリで戻りました。

今はインターネットでさまざまな情報が入ってくるようになってきたため、情報が多すぎて逆に迷うくらいでしょう。

「あなたは何をしたいのですか?」「あなたはどうありたいのですか?」

この時代で自分が歩むべき道を選択するためにも、自分の中に何らかの判断基準や問題意識を築くための習慣を続けるのが進路を考える際には重要です。

留学の意味は自分で決める

留学経験は人生の財産になる

本記事では、「留学の意味を考える5つのアプローチ」と「それらを反転させた話」についてご紹介いたしました。

繰り返しになりますが、「留学に意味があるの?」という問いに対して私が考える答えは「人によっては意味があるものになりますし、意味のない留学にもなる」です。

自分の経験を振り返って書きましたが、自分の行動軸と問題意識がはっきりしていれば困ることはほとんどありませんし、留学の意味自体を自分自身で決めてしまえばいいと思います。

そのためにも常日頃から情報収集は欠かせません。

女の子の場合、単独で情報収集が難しい場合はHAPPY留学は、賢い情報収集から!「留学くらべーる」で無料一括資料請求♪<留学くらべーる>のようなエージェントでサクッと情報収集してみるのもありです。

海外留学に興味がある方へ、本記事がお役に立てると幸いです。

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